インプラント手術後の食事はOK?おすすめの食事と避けるべき食事

大阪府枚方市にある【宮園歯科医院】では、インプラント治療に対応しております。
インプラント手術を受けたあと、食事にどのような影響があるのか気になる方は多いでしょう。
インプラント手術を受けた直後に食事はできるのか、食事ができる場合、どのような食事が適しているのかなど、インプラント手術と食事に関する疑問は多く寄せられています。
この記事では、インプラント手術を受けたあとの食事についての基本から、食事をする際に注意したいことなどについて解説します。
インプラント手術と食事の関係に関する不安や疑問を解消する参考にしてください。
目次
インプラント手術後に食事はできる?

先に結論から述べると、インプラント手術後に食事はできます。
しかし、インプラント手術後の食事では、摂取のタイミングや内容について一定の知識を持っておくことが大切です。
インプラント手術では麻酔を使用します。
基本的に食事をしてもよいのは、この麻酔が切れて感覚が正常な状態に戻ってからです。
麻酔が効いている状態では口の感覚が鈍くなるため、熱いものを口に含んで火傷したり、唇や頬の内側を誤って噛んでしまうなど、口内を傷つける恐れがあります。
手術直後の食事を控えることは、麻酔の影響による思わぬトラブルを防ぐためにも重要です。
また、インプラント手術を終えたあとは傷口が縫合された状態です。
傷口に負荷をかけすぎると開いてしまったり、細菌が入り込むおそれがあるため、インプラント手術後は患部を避け、別の歯で噛むようにしましょう。
インプラント手術後の食事メニュー

インプラント手術後に食事をする際は、食事メニューにも配慮するようにしましょう。
ここでは、手術後におすすめの食べ物・飲み物と、控えたほうがよいものを紹介します。
おすすめの食べ物や飲み物
インプラント手術を受けたあとに意識したいおすすめの食事には、2つの視点があります。
1つ目は、食べ物の硬さです。
物理的な負担をかけないよう、柔らかい食べ物を選ぶとよいでしょう。
お粥や雑炊、スープ、煮込みうどんなど、強く噛む必要がない料理が適しています。
ヨーグルトやゼリーといった食べ物をデザートに選ぶのも有効です。
2つ目の視点は、栄養価の面です。
歯や骨を強くするのに役立つ栄養素は、カルシウムやたんぱく質などです。
これらを多く含む食材として、豆腐や小松菜、ほうれん草などがおすすめです。
グラタンやチャーハン、クリーム煮などに調理すると食べやすくなります。
また、傷口の修復に役立つ栄養素としてビタミンや亜鉛を多く含む食べ物も積極的に摂りたいところです。
レバーやカボチャは煮物やポタージュスープにすると、効率よく栄養を摂取できます。
控えるべき食べ物や飲み物
インプラント手術を受けたあとに控えるべき食べ物についても、視点は2つあります。
1つ目の視点は、刺激物です。
極端に熱いものや冷たいもの、香辛料を多く使った激辛料理などは避けましょう。
こうした刺激物は患部の出血や腫れ、痛みを引き起こすきっかけになりかねないため、不要な刺激を与えないようにしましょう。
2つ目の視点は、食べ物の硬さです。
先ほど柔らかい食べ物がおすすめであると述べましたが、一方で、硬い食べ物はインプラント本体や人工歯に負担をかけるだけでなく、自分の歯にもダメージを与えるおそれがあります。
それともう一点、飲み物についての注意点もあります。
特に注意したいのが、カフェインを多く含む飲み物です。
具体的にはコーヒーや紅茶などですが、これらの飲み物に含まれているカフェインには血管を拡張して血行を促進する働きがあります。
この作用が患部の出血や腫れの原因となるため、これらの飲み物を日常的に飲む方は注意が必要です。
食事以外のインプラント手術後の注意点
インプラント手術後は、食事以外にも注意したい点がいくつかあります。
ここでは食事以外の注意点を4つの項目で解説します。
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入浴
入浴は血行を促進し、傷口の出血や腫れの原因になるため、注意が必要です。
特に手術を受けた当日は控えるようにしましょう。
ただし、すべての入浴が禁止されるわけではなく、短時間のシャワーであれば手術当日でも問題ありません。
湯船につかって体を温める行為は出血や腫れの原因となることがあります。手術後の入浴については、歯科医師の指示に従うようにしましょう。
運動
入浴と同様の理由で、運動もできるだけ控えておいたほうが無難です。
運動も血行を促進するため、患部の出血や腫れを引き起こしやすくなり、治りを遅らせる原因になります。
運動といっても、その内容はさまざまです。
ウォーキングや軽いジョギングは手術後数日間控え、激しい運動(水泳・球技など)は1週間ほど避けるのが目安です。
通勤や通学のために歩くこと、また家事などは手術の翌日から通常どおり行っても問題ありません。
喫煙
喫煙はインプラント治療に悪影響を与えるため、禁煙が強く推奨されます。
禁煙が推奨されるのは、インプラント治療を受けると決めたタイミングからです。
たばこに含まれるニコチンやタールは、傷の治りを遅らせるだけでなく、口腔内の免疫力を低下させ、インプラント体の骨結合を妨げます。
仮にインプラント治療がうまくいったとしても、喫煙には歯周病を進行させるリスクがあります。
歯周病が進行すると歯や骨が溶けてしまい、インプラント体が抜けてしまう恐れがあります。
せっかくお金をかけてインプラント治療をしたのに抜けてしまったのでは意味がありません。
インプラント治療の効果を高め、寿命を長くする意味でも喫煙は避けるべきでしょう。
たばこは百害あって一利なしと言われます。
口腔内や歯の健康以外にも全身にさまざまな悪影響を及ぼします。
インプラント治療をきっかけに、たばこをやめることを検討してみましょう。
歯磨き
インプラント治療をした部分以外は、普段通りの歯磨きをしても問題はありません。
インプラント部分については歯ブラシを直接当てることを避け、口の中を軽くすすぐ程度にしておきます。
汚れを落とそうとして強くうがいをするのは、患部を刺激するため避けましょう。
口の中に水を含むだけにして、ゆすがずに水を吐き出すといった軽いうがいを繰り返すのがよいです。
なお、歯磨きの際に歯磨き粉を使っている方は、インプラント手術後だけは使わないことをおすすめします。
歯磨き粉を使用するとそれを洗い流すために強くうがいをしてしまう傾向があるため、少なくともインプラント手術を受けた当日は使わないようにしましょう。
インプラント手術後の痛みや腫れに対する対処法
インプラント手術では、歯茎を切開します。
そのため、傷口が治る過程で少し出血したり、腫れることによって痛みを感じることがあります。
これらの現象は手術が成功していても起きる可能性が高く、体の治癒や免疫反応によるものです。
状態が良好であれば数日以内に収まります。
痛みや腫れについては想定内ということで、歯科クリニックでは痛み止めが処方されるケースが一般的です。
痛みが我慢できないと感じる場合は、処方された痛み止めを使用するのがよいでしょう。
痛み止めだけでは治まらないという場合は、腫れている部分を冷やすなどの対処が有効です。
こうした腫れや痛みをできるだけ抑えるためにも、手術後は安静にして飲酒や喫煙、患部への刺激を避けるように生活することが重要です。
注意事項を守ればインプラント手術後も食事を楽しめる
手術の直後は一定の制約や注意点があるものの、インプラント手術を受けても食事をすることに問題はありません。
ただし、刺激物や硬いものなどを避けることが重要で、日数が経てばこうした制約を気にすることなく食事ができるようになります。
歯茎を切開する外科手術であるため、出血や腫れ、痛みを感じることがありますが、これは体の自然な反応です。
通常は数日〜1週間ほどで症状は落ち着きますが、長引く痛みや出血が続く場合は早めに歯科を受診しましょう。
院長 宮園 智之 - Tomoyuki Miyazono
枚方市の歯医者「宮園歯科医院」では、患者様に寄り添って症状やお悩みをお聞きし、ご納得いただいたうえで治療を進めることを重視しています。当院が常に心掛けているのは、患者様にとって安心できる歯科治療を行うことです。 こちらでは、当院の診療理念と院長についてご紹介しています。当院での治療をご検討中の方は、まずは当院の歯科治療に対する考え方をご覧ください。当院は、皆様が安心して通える歯科医院を目指して日々力を尽くしています。
経歴
- 大阪府枚方市出身
- 2006年 高槻高等学校 卒業
- 2013年 朝日大学 歯学部 卒業
- 2014年 朝日大学病院 勤務
- 2015年 大阪府内医療法人 勤務
- 2017年 大阪府内医療法人 院長 理事就任
- 2020年 宮園歯科医院 勤務
- 2022年 宮園歯科医院 院長就任
所属・学会
- JIADS エンドコース
- JIADS 補綴コース
- JIADS デンチャーコース
- JIADS ペリオコース
- JIADS 再生医療コース
- 大森塾 5期
- 日本臨床歯周病学会 会員
- 日本口腔インプラント学会・JACID

