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【必見】部分入れ歯で奥歯を守る!種類と費用を徹底解説

奥歯を失ったままにしていると、噛みにくさだけでなく、歯並びや噛み合わせの乱れ、発音や見た目の変化など、口全体にさまざまな影響が及びます。
奥歯の部分入れ歯は、こうした問題を比較的負担を抑えながら補える治療法の一つです。
本記事では、奥歯に部分入れ歯を入れる重要性から、種類や費用、メリット・デメリット、他の治療法との違いまでを整理し、自分に合った選択をするための判断材料をわかりやすく解説します。
目次
奥歯の部分入れ歯を選ぶ理由と重要性
奥歯を失った際に部分入れ歯で補うことは、お口全体の機能と健康を守るために重要です。
奥歯の欠損を放置すると、周囲の歯の移動や噛み合わせの乱れにより噛む負担が偏り、噛みにくさや違和感につながることがあります。
さらにその影響は噛み合わせや歯並びだけでなく、発音や見た目にも及ぶ可能性があります。
部分入れ歯は、比較的負担を抑えながら奥歯の役割を補える治療法です。
奥歯の部分入れ歯の種類と特徴
奥歯の部分入れ歯には、素材や構造の違いによってさまざまな種類があり、装着感や見た目、耐久性、費用に大きな差があります。
欠損本数や残っている歯の状態、金属アレルギーの有無などによって適した選択肢は異なります。
保険適用と自由診療では特徴も大きく変わるため、違いを理解したうえで選ぶことが重要です。
ここでは代表的な奥歯の部分入れ歯について、種類ごとの特徴を詳しく解説します。
保険適用の部分入れ歯
保険適用の部分入れ歯は、費用を抑えて奥歯の噛む機能を回復したい場合に現実的な選択肢です。
診療報酬が国で定められているため、医院ごとの差が少なく、治療費の見通しを立てやすい点が特徴です。
ただし、保険診療の点数(算定基準)は全国共通ですが、欠損状況や同日に行う処置内容、調整回数、自己負担割合などで総額は変動するため、事前に見積もりを確認しましょう。
使用する素材はレジンと呼ばれる樹脂が中心で、金属のバネを残っている歯に掛けて固定します。
厚みが出やすく違和感を覚える人もいますが、修理や調整がしやすい利点があります。
まずは日常生活に支障がないかを確認する目的で選ばれることも多く、次の治療への判断材料として活用できます。
自由診療の部分入れ歯
自由診療の部分入れ歯は、奥歯の機能性や見た目、装着感をより重視したい人に向いています。
保険適用に比べて費用は高くなりますが、素材や設計の自由度が高く、違和感を抑えた仕上がりが期待できます。
金属床義歯やノンクラスプデンチャー、シリコーン義歯など選択肢が豊富なのも特徴です。
治療によってしっかりと噛めるようになることで、食事制限が減り、生活の質向上につながるケースもあります。
金属床義歯の特徴
金属床義歯は、奥歯の部分入れ歯の中でも耐久性と装着感に優れた種類です。
床部分を金属で作るため薄く仕上げやすく、口の中の違和感を軽減しやすい特徴があります。
奥歯は噛む力が強いため、変形しにくく長期間安定して使える点も利点です。
また、金属は熱を伝えやすく食べ物の温度を感じやすいため、食事の満足感が高まります。
一方で金属アレルギーへの配慮や費用面の検討が必要となるため、事前に歯科医と相談することが重要です。
ノンクラスプデンチャーの特徴
ノンクラスプデンチャーは、金属のバネを使わない見た目重視の部分入れ歯です。
歯ぐきに近い色の樹脂で支えるため、口を開けても入れ歯が目立ちにくい点が特徴です。
樹脂がしなる構造により装着時の違和感が少ないと感じる人もいます。
ただし素材の特性上、修理や調整が難しく、破損時には作り直しが必要になる場合があります。
定期的な検診で、支えの歯への負担を確認しながら使用することが大切です。
シリコーン義歯の特徴
シリコーン義歯は、奥歯の痛みや当たりの強さを抑えたい人に適した部分入れ歯です。
弾力のある素材が歯ぐきにフィットし、噛んだ際の圧力を分散しやすくなります。
保険の部分入れ歯で痛みが出やすい人が変更することで、装着時間が延びるケースもあります。
見た目も歯ぐきになじみやすく、金属の露出を抑えられる点も特徴です。
また、シリコーンを用いた床裏装は、症例・算定要件を満たせば保険で算定できる場合があります。
一方で、シリコーン義歯を自由診療として提供するケースもあるため、保険適用可否は歯科医院で確認しましょう。
コーヌスクローネ義歯の特徴
コーヌスクローネ義歯は、内冠・外冠の二重冠で維持力を得る部分床義歯の一種で、欠損部位や設計によって奥歯以外にも用いられます。
内冠と外冠を組み合わせる構造により、ガタつきが少なくしっかり噛める点が特徴です。
金属のバネが見えにくく、見た目にも配慮しやすい設計となっています。
ただし、支えとなる歯を大きく削る必要があり、治療期間や費用の負担は大きくなります。
噛み心地と長期的な安定性を重視する人に向いた選択肢です。
マグネットデンチャーの特徴
マグネットデンチャーは、磁石の力で入れ歯を固定する奥歯向けの方法です。
歯根に根面板(根面を覆うキャップ)を装着し、その上に固定したキーパーと、義歯側の磁石構造体が磁力で吸着して入れ歯を安定させます。
金属のバネを使わないため、見た目が自然で着脱もしやすい点が特徴です。
定期的な点検と清掃を行いながら、安定性を重視したい場合に検討される部分入れ歯です。
奥歯の部分入れ歯の費用と相場
奥歯の部分入れ歯の費用は、保険適用か自費診療か、また素材や構造によって大きく異なります。
同じ奥歯の欠損でも、装着感や見た目、耐久性をどこまで重視するかで総額は変動します。
また、作製費用だけでなく、調整や将来的な作り替えまで含めて考えることが重要です。
ここでは保険と自費それぞれの費用目安を整理し、相場感を分かりやすく解説します。
保険適用の部分入れ歯の費用
保険適用の部分入れ歯は、奥歯数本を補う場合でおおよそ5,000〜15,000円前後が目安です。
費用が抑えられる理由は、材料や設計が国の基準で定められ、公定価格で計算されるためです。
奥歯を2〜3本失ったケースでも、自己負担3割で1万円台に収まることが多いです。
ただし、保険の部分入れ歯は、欠損範囲や算定される項目(人工歯・鉤・印象・調整等)で自己負担が変動します。
本項で紹介した金額はあくまでも目安に留め、受診時には見積もりを確認してください。
自費診療の部分入れ歯の費用
自費診療の部分入れ歯は、費用は高くなりますが奥歯の噛み心地や見た目を重視したい場合に選ばれます。
素材や構造を自由に選べるため、装着感や耐久性、審美性を高めやすい点が特徴です。
金属床義歯は片顎で20万〜40万円前後、ノンクラスプデンチャーは10万〜30万円程度が目安になります。
さらに精密な構造の義歯では、30万〜60万円以上になることもあります。
ただし、自費の部分入れ歯は医院・地域・設計・材料で費用が大きく異なり、料金は医療機関が設定します。
医院により幅があるため、紹介した金額はあくまでも一例として留めておくとともに、治療を受ける際は各医院で見積もりを取得して確認しましょう。
奥歯を部分入れ歯にするメリット
奥歯を部分入れ歯にする最大のメリットは、失った歯を比較的短期間で補い、噛む機能を一定レベルまで回復できる点です。
外科手術を伴わないケースが多く、身体的負担を抑えやすい治療法といえます。
また、取り外し可能な構造のため清掃しやすく、残っている歯や歯ぐきを衛生的に保ちやすい点も特徴です。
具体的な利点を整理して解説します。
費用を抑えられる
奥歯を部分入れ歯にすることで、他の治療法と比べて費用を抑えやすくなります。
特にインプラントやブリッジと比べると、初期費用の負担が小さい点は大きなメリットです。
さらに、保険適用の部分入れ歯を選べば、材料や設計が公的基準に基づくため、自己負担額が比較的軽く済みます。
また、外科手術や高額な材料を必要としない点も、費用を抑えられる理由の一つです。
奥歯を複数本失っている場合でも、広い範囲を一度に補えるため、将来的な追加治療費を抑えやすくなります。
経済的負担を減らしながら噛む機能を回復したい場合に、現実的な選択肢といえるでしょう。
短期間で作製可能
奥歯の部分入れ歯は、比較的短期間で作製できる点も大きなメリットです。
型取りから完成までの工程がシンプルで、保険適用の場合は数回の通院で作製できるケースが多くなります。
奥歯の本数や口腔内の状態にもよりますが、1〜3週間程度で使用を開始できることも珍しくありません。
インプラントのように外科手術や長期の治癒期間を必要としない点は、忙しい人にとって安心材料です。
できるだけ早く奥歯で噛める状態を取り戻したい場合や、通院回数を抑えたい場合に有効な治療法といえます。
なお、作製期間はお口の状態や設計、調整回数により変動します。
一般に複数回の通院と技工作業を経て完成し、完成後も調整が必要になるため、期間には幅があることを理解したうえで治療を進めましょう。
取り外しが可能
取り外しが可能な奥歯の部分入れ歯は、日常生活での使いやすさが大きなメリットです。
固定式ではないため清掃がしやすく、口の中を清潔に保ちやすくなります。
例えば、食後などに外して義歯用ブラシで清掃し、必要に応じて洗浄剤も併用すると汚れを落としやすくなります。
その結果、むし歯や歯周病のリスクを抑え、残っている歯や歯ぐきを守りやすくなります。
ただし、歯石などの沈着物がある場合は歯科医院での清掃が必要です。
周囲の歯への負担軽減
奥歯を部分入れ歯で補うことで、周囲の歯にかかる負担を軽減しやすくなります。
奥歯が欠けたままだと、隣の歯が倒れたり噛み合う歯が伸びたりして、特定の歯に力が集中します。
そのため、部分入れ歯で噛み合わせと高さを回復させれば、噛む力を歯列全体に分散できます。
さらに設計次第でバネの位置や本数を調整でき、支えとなる歯への負担を抑えることも可能です。
周囲の歯を守りながら長期的に口腔内の健康を維持するうえで、有効な治療法といえます。
奥歯を部分入れ歯にするデメリット
奥歯を部分入れ歯にすることで噛む機能を補える一方、いくつかの注意点も存在します。
天然歯と比べて噛む力が弱く感じやすく、装着時の違和感に慣れるまで時間がかかる点や、毎日の着脱や清掃など、お手入れの手間が増える点も理解が必要です。
見た目や支えとなる歯への影響なども含め、主なデメリットを順に解説します。
慣れるまでに時間がかかる
奥歯の部分入れ歯は、装着してすぐに快適に使えるとは限らず、慣れるまで一定の時間が必要です。
特に奥歯は噛む力が強くかかるため、わずかな高さや形の違いでも敏感に感じやすい部位です。
装着時間を少しずつ延ばし、柔らかい物から噛む練習を行うことで、徐々に適応しやすくなります。
痛みや強い違和感が続く場合は無理せず調整を受けることで、装着感が大きく改善することもあります。
噛む力が弱くなる可能性
奥歯を部分入れ歯にすると、天然歯と比べて噛む力が弱く感じられる場合があります。
入れ歯は歯根を持たず、顎の骨に直接固定されていないため、力が分散しやすいことが理由です。
特に保険適用の部分入れ歯では、噛む感覚がつかみにくいと感じる人もいます。
しかし、左右のバランスを整え、適切な設計を選ぶことで安定した噛み合わせに近づけることが可能です。
金属床義歯など自費の義歯では、比較的しっかり噛めるケースもあり、選択が重要になります。
お手入れの手間が増える
奥歯の部分入れ歯は、毎日のケアに手間がかかる点を理解しておく必要があります。
入れ歯は汚れが付着しやすく、清掃を怠ると口臭やむし歯、歯周病の原因になりやすいからです。
毎食後に取り外して洗浄し、就寝前には洗浄剤を使用するなどの習慣が求められます。
また、支えとなる歯も丁寧に磨く必要があり、慣れるまでは面倒に感じることもあります。
とはいえ、継続的なケアにより入れ歯の寿命が延び、将来的な治療リスクを減らす効果が期待できます。
審美面での不満
奥歯の部分入れ歯では、見た目に不満を感じるケースも少なくありません。
金属のバネが見えるタイプでは、笑ったときに入れ歯が目立つと感じやすくなります。
その結果、人前で話すことに抵抗が生まれる場合もあるでしょう。
審美性を重視するなら、ノンクラスプデンチャーなど目立ちにくい設計を検討する方法もあります。
ただし、保険適用では見た目に制限があるため、費用とのバランスを考えた選択が重要です。
歯科医と相談し、機能性と見た目の両立を目指すことが大切です。
支えとなる歯への負担
部分入れ歯は、支えとなる歯に一定の負担がかかる治療法である点を理解しておく必要があります。
特に奥歯は噛む力が強く、支台歯に力が集中しやすい部位です。
噛み合わせが合っていない状態で使い続けると、歯の揺れや欠け、歯周病の進行につながる恐れがあります。
そのため噛み合わせの調整や、両側で均等に噛む習慣を意識することが重要です。
毎日のブラッシングやフロス、義歯ブラシによる清掃に加え、定期的な歯科検診で状態を確認することで、支えとなる歯を長く守りやすくなります。
定期的な調整が必要
奥歯の部分入れ歯は、装着後も定期的な調整が欠かせない治療法です。
時間の経過とともに歯ぐきや顎の骨が変化し、入れ歯との間にズレが生じやすくなります。
そのまま放置すると、痛みや外れやすさ、噛みにくさの原因になることがあります。
定期検診では噛み合わせの高さ調整や金具の締め直し、義歯床の当たり具合を確認します。
これにより、奥歯で安定して噛める状態を維持しやすくなります。
違和感を覚えた場合は自己判断せず、早めに歯科医院で調整を受けることが大切です。
部分入れ歯以外の奥歯の治療法
奥歯を失った場合の治療法は、部分入れ歯だけではありません。
ブリッジやインプラントといった固定式の治療法もあり、それぞれ特徴や注意点が異なります。
生活スタイルや健康状態、費用面を踏まえて選択することが重要です。
ここでは、部分入れ歯以外の代表的な奥歯の治療法について、特徴を整理して解説します。
ブリッジの利点と欠点
ブリッジは失った奥歯を固定式で補えるため、安定した噛み心地を得やすい治療法です。
取り外しの必要がなく、部分入れ歯より異物感が少ないと感じる人もいます。
保険適用であれば費用を比較的抑えやすく、治療期間が短い点も利点です。
ただし、保険診療は欠損部位や条件により適用可否が異なります。
外科手術を伴わないため比較的短期間で終わることが多い一方、設計や手続きにより期間は変動する点に注意が必要です。
また、両隣の健康な歯を削る必要があり、支えとなる歯に負担が集中します。
将来的に支台歯の寿命を縮める可能性や、欠損範囲によっては適応外となる点も理解したうえで選択することが重要です。
インプラントの利点と欠点
インプラントは人工歯根を顎の骨に埋め込み、天然歯に近い噛み心地を目指せる治療法です。
周囲の歯を削らずに済み、ズレにくく見た目や発音も自然になりやすい利点があります。
一方で外科手術が必要となり、治療期間が数か月以上かかる点は負担になります。
多くの場合は保険適用外で費用が高額になりやすく、全身疾患や喫煙習慣があると適応できないケースもあります。
そのため、条件が合えば機能性を長期的に保ちやすい治療法です。
まとめ:部分入れ歯と奥歯の選び方と費用を理解しよう
奥歯の部分入れ歯は、噛む機能の回復だけでなく、歯並びや噛み合わせ、発音、見た目を守るうえでも重要な治療法です。
保険適用と自費診療では費用や装着感、審美性に違いがあり、生活スタイルや重視したいポイントによって最適な選択は変わります。
また、メリットだけでなく、慣れや調整の必要性、支えとなる歯への負担といった注意点を理解することも欠かせません。奥歯を失った際は放置せず、複数の治療法を比較しながら歯科医と相談し、自分に合った方法を選ぶことが、長期的なお口の健康につながります。
院長 宮園 智之 - Tomoyuki Miyazono
枚方市の歯医者「宮園歯科医院」では、患者様に寄り添って症状やお悩みをお聞きし、ご納得いただいたうえで治療を進めることを重視しています。当院が常に心掛けているのは、患者様にとって安心できる歯科治療を行うことです。 こちらでは、当院の診療理念と院長についてご紹介しています。当院での治療をご検討中の方は、まずは当院の歯科治療に対する考え方をご覧ください。当院は、皆様が安心して通える歯科医院を目指して日々力を尽くしています。
経歴
- 大阪府枚方市出身
- 2006年 高槻高等学校 卒業
- 2013年 朝日大学 歯学部 卒業
- 2014年 朝日大学病院 勤務
- 2015年 大阪府内医療法人 勤務
- 2017年 大阪府内医療法人 院長 理事就任
- 2020年 宮園歯科医院 勤務
- 2022年 宮園歯科医院 院長就任
所属・学会
- JIADS エンドコース
- JIADS 補綴コース
- JIADS デンチャーコース
- JIADS ペリオコース
- JIADS 再生医療コース
- 大森塾 5期
- 日本臨床歯周病学会 会員
- 日本口腔インプラント学会・JACID



