インプラント治療後にMRI検査は受けられる?影響や注意点を徹底解説!

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インプラント治療後にMRI検査は受けられる?影響や注意点を徹底解説!

公開日 2026.06.15 更新日 2026.07.15

インプラント治療後にMRI検査を受けられるのか、不安に感じる方は少なくありません。
一般的なチタン製インプラントであれば、MRI検査を受けられるケースが多いものの、磁石を使う義歯や歯科以外の体内機器がある場合は事前確認が必要です。
また、撮影部位によっては画像にノイズが出る可能性もあります。

本記事では、インプラントとMRI検査の関係や画像への影響、検査前に確認すべき注意点を解説します。
MRI検査への影響や不安を事前に整理したい方にも役立つ内容です。

歯科インプラント治療後もMRI検査は可能?

歯科インプラント治療後でも、一般的なMRI検査は基本的に受けられます。
また、多くのインプラントに使われるチタンは磁力の影響を受けにくい素材です。

ここでは、歯科インプラント治療後もMRI検査は可能なのかを解説します。

基本的にMRI検査は問題なく受けられる

歯科インプラント治療後でも、一般的なチタン製インプラントであればMRI検査を受けられるケースがほとんどです。
チタンは磁力に反応しにくい非磁性体のため、検査中にインプラントが大きく動いたり、体へ強い影響を及したりする可能性は高くありません。

また、検査前に申告しておけば、医療機関側も撮影条件を確認しやすくなります。
しかし、磁石を使う特殊な装置や古いタイプの補綴物がある場合は、念のため事前確認が大切になります。

「金属だから危険」と誤解されやすい理由

MRI検査は強い磁場を使うため、体内に金属があると危険だと考えられやすい傾向があります。
しかし、問題になりやすいのは磁力に反応する金属であり、歯科インプラントに多く使われるチタンとは性質が異なります。

また、過去の金属製品や医療機器の注意点と混同されることで、不安が大きくなるでしょう。
一方、実際は、素材や構造を把握しておけば、必要以上に心配せず検査へと進みやすくなるものです。
不明点がある場合は、歯科医院で治療内容を確認しておくと安心です。

関連記事:インプラントの構造と仕組みとは?材質や種類の基礎知識・特徴を徹底解説!

インプラントがMRI検査に与える2つの影響

インプラントがMRI検査へ与える影響としては、主に発熱と画像の乱れが挙げられます。
通常のチタン製インプラントでは大きな問題になりにくいものの、撮影部位や装置の条件によって見え方が変わる場合があります。

ここでは、インプラントがMRI検査に与える2つの影響を解説します。

磁力によるわずかな発熱のリスク

MRI検査では磁場や電波の影響で、金属部分にわずかな発熱が起こる可能性があります。
しかし、歯科インプラントに多く使われるチタンは磁力に反応しにくく、通常は体へ影響するほど温度が上がるケースは多くありません。

また、発熱リスクは低いものの、素材や形状、撮影条件によって対応が変わるケースも考えられます。
検査前にインプラント治療歴を伝え、検査中に熱感や違和感があればすぐ技師へ伝えることで、より落ち着いて検査を受けられるでしょう。

撮影したMRI画像にノイズが混ざる可能性

歯科インプラントがMRI画像に影響する場合、撮影部位の近くに歪みやノイズが出ることがあります。
特に口腔内や顎、頭部周辺を撮影する検査では、インプラントの位置によって1部が見えにくくなることも想定されます。

一方で、チタン製インプラントは磁力の影響を受けにくいため、画像全体に大きな支障が出るケースは多くありません。
検査前に装着状況や治療時期を伝えておくと、撮影条件の調整や確認がしやすくなり、必要な画像を得やすくなります。

MRI検査を受けられない特定のインプラント

歯科インプラントがある方でも、多くの場合はMRI検査を受けることが可能です。
しかし、磁石を使う義歯や歯科以外の体内機器がある場合は、通常のインプラントとは確認すべき点が異なります。

ここでは、MRI検査を受けられない特定のインプラントを解説します。

磁石を使用するオーバーデンチャーの場合

磁石を使用するオーバーデンチャーは、MRI検査前に確認が必要です。
義歯を固定する磁性アタッチメントが強い磁場の影響を受けると、装置の位置ずれや発熱、画像の乱れにつながる可能性があります。

また、取り外せる義歯部分は検査前に外せることが多いものの、口腔内に残る部品の有無も確認しておくと安心です。
安全性と撮影精度の両面に関わるため、検査前には歯科医院や医療スタッフへ装着内容を伝え、外す範囲や検査時の対応を確認しておきましょう。

ペースメーカーなど歯科以外のインプラント

ペースメーカーや人工内耳、神経刺激装置などの歯科以外の体内機器がある場合は、MRI検査の可否の確認が個別に必要です。
これらは磁場や電波の影響で誤作動や設定変更が起こる可能性があり、機器ごとに対応条件が異なります。

また、MRI対応機器であっても、撮影できる部位や磁場の強さに制限が設けられるケースもあります。
検査予約時には、機器名や手帳の情報を医療機関へ共有し、検査できる条件を確認しておくと安心です。

病院でMRI検査を断られた時の3つの対処法

病院でMRI検査を断られた場合でも、すぐに検査を諦める必要はありません。
まずはインプラントの素材や構造を確認し、検査機関へ正確に伝えることが大切です。

ここでは、病院でMRI検査を断られた時の3つの対処法を解説します。

担当の歯科医院にインプラントの構造を確認

MRI検査を受ける前に、まず担当の歯科医院でインプラントの素材や構造を確認しておきましょう。
一般的なチタン製インプラントであれば、MRI検査で大きな問題になりにくいとされています。

一方で、磁石を使う装置や特殊な部品がある場合は、検査時の対応が変わることもあります。
治療時期やメーカー、使用素材が分かる資料があれば、検査機関へより正確に伝えられるでしょう。
事前確認をしておくことで、不要な不安や検査当日のトラブルを減らしやすくなります。

検査機関へチタン素材であることを伝える

歯科医院でインプラントがチタン製と確認できたら、検査予約時や問診時に検査機関へ伝えておきましょう。
チタンは磁力に反応しにくい素材のため、一般的な歯科インプラントではMRI検査を受けられるケースが多くあります。

しかし、検査機関が素材を把握できないままだと、安全確認のために検査を見送られるケースも考えられます。
口頭だけでなく、歯科医院の説明書や診療情報があると判断材料になりやすいでしょう。
正確な情報共有が、検査を進めるうえで大切です。

人工歯などの着脱可能なパーツは外しておく

人工歯や義歯など、取り外せるパーツがある場合は、MRI検査前に外せるか確認しておきましょう。
着脱可能な部品に金属や磁石が含まれていると、画像の乱れや安全確認の対象になることがあります。

特に磁性アタッチメント付きの義歯は、通常のチタン製インプラントとは扱いが異なるため注意が必要です。
自己判断で外すのではなく、検査前に医師や技師へ装着状況を伝え、指示に従うと安心です。
事前に対応を整理しておけば、検査当日の流れもスムーズになります。

インプラントとMRI検査に関するQ&A

インプラントとMRI検査については、安全性や画像への影響、検査費用など気になる点も多いでしょう。
特に頭部MRIとの関係や、検査前に準備すべき内容を知っておくと安心につながります。

ここでは、インプラントとMRI検査に関するQ&Aを整理します。

脳神経外科で頭部MRIを受ける際の影響は?

脳神経外科で頭部MRIを受ける場合でも、一般的なチタン製インプラントであれば大きな問題なく検査できるケースがほとんどです。
ただし、口元や顎周辺に近い部位を撮影する場合は、画像の1部に歪みやノイズが出ることがあります。

そのため、検査前にはインプラント治療歴を伝え、必要に応じて撮影条件を調整してもらうことが大切です。
また、発熱や強い違和感が起こるケースは多くありませんが、検査中に異変を感じた際はすぐ技師へ伝えましょう。

MRI検査の費用相場や結果が出る時間は?

MRI検査の費用は、検査部位や保険適用の有無によって異なりますが、3割負担の場合は数千円から1万円台程度が目安とされています。
また、造影剤を使う検査や広範囲の撮影では、さらに費用が上がる場合もあるでしょう。

検査時間は15〜40分前後が一般的で、撮影内容によって変動します。
結果説明は当日行われるケースもありますが、画像解析に時間がかかる場合は後日説明になることもあります。
詳しい金額や流れは医療機関ごとに異なるため、予約時に確認しておくと安心です。

インプラント治療の期間や費用の相場は?

インプラント治療の期間は、一般的に数か月から半年程度かかるケースが多く、骨の状態や治療内容によって変わります。
特に抜歯や骨造成が必要な場合は、さらに期間が延びることもあるのです。

また、インプラント治療の費用は自由診療であり、診査・診断、手術、上部構造、追加処置の有無などによって異なるとされています。
治療前には、総額や内訳、追加費用の有無を確認することが推奨されます。
また、期間や通院回数も含めて説明を受けておくと安心につながるでしょう。

関連記事:インプラントとは?初心者にもわかりやすく費用や治療の流れを徹底解説!

まとめ:インプラント治療後のMRI検査の注意点

インプラント治療後でも、一般的なチタン製インプラントであればMRI検査を受けられるケースがほとんどです。
一方で、磁石を使うオーバーデンチャーやペースメーカー、人工内耳などの体内機器がある場合は、検査前の確認が欠かせません。

また、画像にノイズが出る可能性や、検査機関で判断が分かれるケースもあるため、インプラントの素材や構造を歯科医院で確認し、検査機関へ正確に伝えることが大切です。
不安がある場合は自己判断せず、医師や技師の指示に沿って安全に検査を受けましょう。

監修者情報

院長 宮園 智之 - Tomoyuki Miyazono

枚方市の歯医者「宮園歯科医院」では、患者様に寄り添って症状やお悩みをお聞きし、ご納得いただいたうえで治療を進めることを重視しています。当院が常に心掛けているのは、患者様にとって安心できる歯科治療を行うことです。 こちらでは、当院の診療理念と院長についてご紹介しています。当院での治療をご検討中の方は、まずは当院の歯科治療に対する考え方をご覧ください。当院は、皆様が安心して通える歯科医院を目指して日々力を尽くしています。

経歴

  • 大阪府枚方市出身
  • 2006年 高槻高等学校 卒業
  • 2013年 朝日大学 歯学部 卒業
  • 2014年 朝日大学病院 勤務
  • 2015年 大阪府内医療法人 勤務
  • 2017年 大阪府内医療法人 院長 理事就任
  • 2020年 宮園歯科医院 勤務
  • 2022年 宮園歯科医院 院長就任

所属・学会

  • JIADS エンドコース
  • JIADS 補綴コース
  • JIADS デンチャーコース
  • JIADS ペリオコース
  • JIADS 再生医療コース
  • 大森塾 5期
  • 日本臨床歯周病学会 会員
  • 日本口腔インプラント学会・JACID